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ニキビを知る知るつくらない 大人のためのピュア肌ラボ
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もうイヤっ!毎月繰り返すニキビをなんとかしたい

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新陳代謝が活発で、皮脂の分泌が盛んな10代にできる思春期ニキビと違って、20代後半くらいからの大人ニキビは、毎月のように繰り返し発生する場合があります。
繰り返す大人ニキビの多くは「周期ニキビ」などと呼ばれ、ほぼ同じタイミングで同じ場所に発生します。この周期ニキビに長いこと悩んでいる女性は、発生の時期が近づくにつれて、気分が落ち込み憂鬱になるかもしれません。それが赤くはれてしまう「赤ニキビ」の場合には、はれが治まるまでに1~2週間かかりますので、月の半分近くもニキビに苦しめられている人も多いのです。

ホルモンバランス以外にも!周期ニキビの原因

周期ニキビの原因を考えるにあたって、毎月同じようなタイミングということで思いつくのは「生理周期」です。女性は、生理のタイミングに合わせてホルモンバランスも変化します。人によっては、排卵時期や生理前、生理期間中など、さまざまなタイミングで周期ニキビが発生しやすいカラダの状態になっていると考えられます。
ほとんどの周期ニキビは、このホルモンバランスの働きが影響したものと考えられていますが、それ以外にも周期ニキビが発生してしまう原因や、悪化する原因はあるのです。

ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると、免疫力や肌のバリア機能が低下して刺激に弱くなり、皮脂の分泌を過剰にします。そのため、皮脂や角質で毛穴が詰まり、炎症を起こしやすくなってしまうのです。
ホルモンバランスは、ストレスや疲れ、生活習慣や食習慣によっても乱れてしまいます。ただし、このような場合は、周期ニキビではなく突発的に発生するニキビが多いようです。
肌のターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは肌の新陳代謝、つまり新しい肌への生まれ変わりのことをいいます。皮膚の表面(表皮)は、「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つの層からできていて、基底層で生まれた細胞が角化細胞になり、アカとして自然にはがれ落ちていきます。
このサイクルの正しい周期は、だいたい28日といわれていますが、加齢とともに新陳代謝が衰え、徐々に長くなっていきます。ターンオーバーのサイクルが長くなると、古くなった肌細胞が皮膚表面に取り残され、毛穴をふさいでニキビの原因となってしまうのです。
ターンオーバーのサイクルの乱れは、加齢以外にもストレスや睡眠不足、食習慣、タバコの吸いすぎ、アルコールの過剰摂取などによっても引き起こされます。まだ若くても不摂生をしている方は要注意ですよ。

寝具や化粧スポンジの汚れ
皮膚が赤くはれて痛みを伴うような赤ニキビは、毛穴の中に残った皮脂を養分に「アクネ菌」などの雑菌が繁殖し、肌が炎症を起こした状態です。つまり、毛穴が詰まりやすくなっている肌に雑菌が付着すると、その分ニキビが発生・悪化しやすいのです。
寝具をしばらく替えていなかったり、汚れた化粧スポンジをずっと使っていたりする人は、汚れ(雑菌)が付着することによって周期ニキビが発生している可能性があります。
日々のケア不足
汚れの洗い残しや洗顔料のすすぎ残しはもちろん、紫外線や乾燥によっても肌はダメージを受けて皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりを引き起こしてしまいます。日々のケア不足によって、汚れが皮膚に残ってしまってバリア機能が低下することで、周期ニキビが発生している場合もあります。

周期ニキビの正しいケア方法・生活習慣改善でアプローチ

規則正しい健康的な生活を送ることはニキビだけでなく美容・健康の面からも重要です。まずは、生活習慣を見直してホルモンバランスやターンオーバーサイクルを整えるといいですよ。

十分な睡眠を取る

毎日同じ時間帯に睡眠を取ることで、体内時計を正常化してあげます。夜寝て朝起きる。一見普通のことに思えますが、これができていない人は意外と多いのです。入眠後3時間のあいだに成長ホルモンが多く分泌されますので、無理に早く寝る必要はありませんが、疲労回復のために7時間は睡眠を取ることをおすすめします。
そして、朝起きたらまずカーテンを開けて、朝日を浴びます。起きてすぐに太陽光を浴びることで体内時計がリセットされ、夜にスムーズに眠りに入れるようになります。

ストレスをためない
仕事などのストレス・疲れはためないように。軽い運動や趣味を楽しむ時間を作ると、ストレス発散にいいといわれています。また、湯船にじっくり浸かるのも、リラックス効果があるのでおすすめです。ストレスは精神状態によっても違いますので、マイナス思考や不満をため込まないようにしたいものです。
バランスのいい食事を心がける
外食や間食が多い人は、特に食事内容に気をつけることが大切です。女性は生理によって鉄分不足になりやすいといわれています。鉄分不足によって肌荒れを起こすこともありますので、豚や鶏のレバー、ほうれん草、カツオ、マグロなどを積極的に食べるようにするといいですよ。

周期ニキビの正しいケア方法・スキンケアでアプローチ

スキンケアで大事なのは、肌を外部のダメージから守る、汚れをしっかり落とす、保湿を与えるということです。ニキビのできていない通常時のスキンケアをしっかりとすることで、新たなニキビの発生を防ぐことができますよ。

汚れや洗顔料の洗い残し
・すすぎ残しに注意する
洗顔時には、汚れの洗い残しや洗顔料のすすぎ残しに注意!特に夜は、専用のクレンジングを使ってしっかりと洗い流すようにします。洗顔料は刺激の少ないオイルや、アルコールフリーのものを選ぶようにします。
流すときにはたっぷりのぬるま湯を使用し、手のひらで優しく顔全体を流すようにしてくださいね。
ニキビのできやすい部位は
念入りに保湿する
肌が乾燥すると、毛穴がやせ細って詰まりやすくなりますので、繰り返しニキビのできる部位は念入りに保湿ケアをします。
化粧水や乳液を、たっぷりとうるおいを閉じ込めるように押さえながら肌につけ、特に乾燥する部分には美容液やクリームを重ね塗りするといいですよ。
UVケアを怠らない
紫外線のダメージによっても、肌は硬くなり毛穴が閉じてしまいます。冬やくもり・雨の日でも紫外線対策を怠らないように注意が必要です。

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