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ニキビを知る知るつくらない 大人のためのピュア肌ラボ
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カラダからの危険信号! ほほニキビはどうやったら治るの?

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ニキビはできる場所によって原因もさまざま。比較的皮脂の分泌も少ないほほにニキビができてしまうのは、どうしてなのでしょうか?
ほほニキビの原因は、ざっくりと「内的要因」と「外的要因」に分けることができます。

ほほニキビの「内的要因」は肝機能の低下

ほほニキビの内的要因とは、簡単にいえば「カラダの内側・肝機能の低下」のことです。
脂っぽい料理やお酒を好む、暴飲暴食する、さらに無理なダイエットによる栄養の偏り、疲れやストレスといったことで肝機能が低下したり胃腸が弱ったりすると、消化吸収がうまくできずカラダに悪影響が出ます。その1つがほほニキビです。
特に肝臓は、代謝機能や解毒機能を担っている臓器なので、肝臓が弱ってしまうとカラダに毒素がたまり、それがニキビや吹出物として現れてきます。
このような場合には、新陳代謝を上げ老廃物をスムーズに排出できるように生活習慣を見直し、内臓の調子を整えなくてはいけません。

ほほニキビの「外的要因」は肌の表面に受けるダメージ

ほほニキビのもう1つの原因である外的要因には、「肌の表面に受けるダメージ」が関係します。
ほほは皮脂が出にくい部分であるため、とても乾燥しやすくなっています。肌が乾燥すると肌そのものがデリケートになり、少しの刺激にも敏感に反応します。そのため、髪の毛や手が触れることによるダメージや寝具のこすれ、雑菌などによって皮膚が炎症を起こしてしまいます。
さらに、肌が乾燥した状態だと毛穴が細くなってしまい、少しの皮脂や汚れでも毛穴が詰まりやすくなります。敏感になった肌は外部のダメージから皮膚を守ろうとして過剰に皮脂を分泌しますので、結果的に皮脂が詰まり、毛穴の中で炎症を起こしてしまうのです。

また、内的要因にも関係することですが、女性ホルモンが分泌されないと肌がかさついてしまいます。女性ホルモンの分泌低下は、ストレスが深く関係しているといわれています。ストレスがたまっていると、ホルモンバランスがくずれてしまうので、保湿ケアの効果を高めるには、同時にストレスケアもしてあげなくてはいけません。

気になる!ほほニキビの予防と治し方

実際にほほニキビを予防し、治療するにはなにをしたらいいのでしょうか?まずは、気をつけるべきポイントをまとめてみました。

絶対に刺激を与えない
すでにほほニキビができてしまっている、もしくは肌が弱っていると感じたら、できるだけ触ったり刺激を与えたりしないように注意!髪の毛はなるべく顔にかからないようにまとめて、頬杖をつかないようにし、寝るときもほほが枕や寝具に触れないような姿勢を心がけます。
生活習慣・食習慣を見直す
夜更かしがクセになっている人や、偏食傾向のある人、食事制限をしている人は、まず生活習慣や食習慣を見直してみることが先決です。
よく寝て、朝から栄養バランスのいい食事をしたいものですね。
ストレス解消法を見つける
ストレスは肝機能に異常をきたし、ホルモンバランスをくずす原因になりますので、適度に発散させることが大切です。
ストレスの発散方法は人によっても違いますが、趣味や軽い運動、リラックス効果のあるアロマオイルやマッサージクリームなど、自分に合ったストレス解消法を見つけるのが一番です。

毎日できるほほニキビのためのスキンケア

ほほニキビの予防・治療のための正しいスキンケアは次のとおりです。毎日実践することが、美しいほほを手に入れる近道です。

洗顔は優しく、よく泡立てる
洗顔料を使用するときには、よく泡立ててから優しく肌をなで洗いします。こすり洗いは肌を傷つけてしまいますので、絶対にやめてくださいね。
また、ほほニキビの場合は、皮脂の除去よりも乾燥対策が大切です。ニキビがあるからといって洗浄力の強い洗顔料を使ったり何度も洗ったりせず、なるべく低刺激のものを使用し、朝は洗顔料を使わずにぬるま湯のみで洗うのがおすすめです。
化粧水・乳液は、優しく押さえるようにつける
化粧水はパッティング(肌に叩くようになじませること)しながらつけたほうが効果的という話もありますが、デリケートな肌にはなるべく優しくつけてあげるのがポイント。たっぷりの化粧水・乳液を押さえるようにしてつけることで、より肌に浸透しやすくなります。
乾燥がひどいときは、さらに保湿クリームを塗るといいですよ。
ファンデーションは肌の負担の少ないものを選ぶ
なるべくならニキビのできている肌には化粧をしないほうがいいのですが、どうしてもという方は肌への負担の少ないものを選んでください。
オイルやアルコールを使用していないパウダーファンデーションや、オーガニック化粧品を薄く塗る程度にしておきます。ほほニキビを隠したいからと、カバー力のあるクリームファンデーションやリキッドファンデーションを厚塗りするようなことは絶対にやめてくださいね。

カラダの内側からも!ほほニキビ改善のための食事

ふだんから肝臓・胃腸にいい食事を心がけることで、ほほニキビの改善が見込めます。カラダの内側を健康に保つために、バランスの良い食事をするように。

控えたほうが良いもの
  • アルコール類 摂取したアルコールの90%は肝臓で分解されます。大量のアルコールは肝臓に負担を与えてしまいますので、飲酒量や回数を減らして肝臓を休めるといいですよ。
  • 動物性脂質 牛乳・チーズなどの乳製品やお肉などは、中性脂肪を増やし肝機能を低下させる原因になります。まったく食べてはいけないわけではありませんが、摂取量を調整して食べすぎないように。
  • スナック菓子やチョコレートなどの間食 精製された小麦や砂糖、油物は、中性脂肪になりやすいといわれていますし、お菓子の食べすぎは食事の妨げにもなります。
    まったく食べないのはストレスになってしまう人もいるでしょうから、なるべく白砂糖や小麦を使用していないものを選んだり、手作りしたりしてみるといいですよ。
積極的に食べたいもの
  • 野菜や果物 肝臓に害となる活性酸素を制御してくれる、抗酸化物質を多く含む野菜・果物をなるべく多く食べるようにします。具体的にはブロッコリーや小松菜、カボチャ、にんじん、トマト、リンゴ、かんきつ類などが挙げられます。
  • 海藻 食物繊維やミネラルを豊富に含む海藻類は、腸の動きを活発にして便通を良くしてくれます。腸の動きがスムーズになると、新陳代謝や毒素の排出が促されて、肌のターンオーバー(新陳代謝)も正常化されますよ。
  • 大豆製品 豆乳や大豆、納豆、味噌などには、アミノ酸・ビタミンが多く含まれています。また、女性ホルモンと似た成分であるイソフラボンを豊富に含んでいるので、ホルモンバランスを整える役割もしてくれます。

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