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ニキビを知る知るつくらない 大人のためのピュア肌ラボ
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痛みを伴うこめかみニキビ 原因と対策はズバリこれ!

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ニキビの悩みといえば、おでこや鼻などの皮脂の出やすい部分(いわゆるTゾーン)に繰り返しできてしまうことがよく取り上げられますが、実はTゾーンから外れたこめかみも皮脂が分泌されやすくなっており、ここにニキビができてしまうという人は少なくありません。髪の毛で隠れているため周りからは気づかれにくいですが、こめかみニキビははれて痛みを伴う赤ニキビになってしまう場合が多いので、本人は気になって仕方がないはず。
どうすればこめかみニキビに悩まされずにすむのでしょうか?

どうしてこめかみニキビはできるの?そのメカニズムに迫る

ニキビはそもそも、毛穴の詰まりが原因で発生します。皮脂や古い角質、汚れがきちんと除去されないままでいると毛穴をふさいでしまい、皮膚の表面に出ていくはずの皮脂が毛穴の中に残ってしまいます。このような状態を白ニキビといいます。白ニキビの段階で毛穴から皮脂を排出してあげることができれば、アトにもならず悪化もせずにニキビを治すことができます。
ところが、毛穴にたまった皮脂を栄養として「アクネ菌」が繁殖すると、皮膚が赤く炎症を起こしてしまいます。これが、痛みを伴う赤ニキビと呼ばれる状態です。皮脂が分泌されやすい部位にニキビができやすいのは、このようなニキビのメカニズムによるものなのです。

知らずにやってる?こめかみニキビを悪化させてしまう4つの原因

意外なことに、皮脂の分泌が多いこめかみ。ここでは、皮脂をはじめとしたこめかみニキビを発生させてしまう原因を、一つひとつ説明していきます。

皮脂の過剰分泌
皮脂腺の多いこめかみは、皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まりやすくなっています。こめかみに皮脂が出やすいことを知らない人が多いため、ケアが不十分な場合も多いようです。こまめに皮脂を拭き取り、洗い流してあげるといいですよ。
ホルモンバランスの乱れやストレスでも皮脂が過剰に分泌されることがあるため、睡眠不足や疲れがたまっている人は要注意です。
流し忘れ、洗い忘れが多い
こめかみは髪の毛を洗うにしても顔を洗うにしても、しっかりと洗い流すのが難しい部位になります。洗顔料やシャンプーなどが皮膚に付着したまま残っていると、毛穴をふさぐ原因となります。洗顔時や入浴時はしっかりとこめかみまで洗い流すことで、ニキビの発生・悪化を防ぐことができます。
外部からの摩擦や刺激が多い
髪の毛・帽子による摩擦や、整髪剤の刺激によってニキビが発生してしまうことも十分に考えられます。特に整髪剤は、毛穴に詰まりやすく洗い流すのもたいへんなので、なるべく根元までつけないようにします。
また、できてしまったニキビを手で触る行為も、手についた汚れや雑菌が毛穴の詰まりや炎症を悪化させてしまうので注意!
保湿ケアが不十分になりがち
洗顔もそうですが、化粧水・乳液といった保湿ケアも忘れがちな部位です。汚れを洗いきれず保湿ケアも不十分となると、皮膚は乾燥状態に陥ってしまいます。乾燥しているとより皮脂が分泌されやすくなりますし、毛穴がやせ細ってしまい詰まりやすくなります。
こめかみや髪の毛の生え際まで、しっかりと保湿ケアを行うといいですよ。

こめかみニキビ対策に有効な4つのポイント

まず、できてしまったニキビが白ニキビの場合、毛穴の詰まりを解消して中にたまっている皮脂を外に排出してあげることで、それ以上の悪化を防ぐことができます。その際には無理に自分で皮脂を押し出したりせずに、皮膚科に行くか専用の治療薬を使用するかして、なるべく皮膚を刺激しないように注意が必要です。
赤ニキビの場合は、下手につぶしてしまうとアトが残ったりクレーターのようになったりする可能性がありますので、むやみに触ったりせず、こまめに専用の治療薬やスキンケアで炎症を抑えるようにしたいですね。
いずれにしろ、少しでも早くこめかみニキビを鎮静化させて繰り返さないために、正しい治し方を覚えておくことが大切です。以下のポイントを日頃から意識することで、少しずつニキビのできにくい肌へと変わっていきますよ。

スキンケアは低刺激のものを使用する
アルコールやオイルは、肌への刺激が強くなっています。ニキビができやすい敏感な肌には、なるべく低刺激のスキンケアを使用します。
また、こめかみや髪の毛の生え際の場合、スキンケアだけではなくヘアケアにも気を使う必要があります。整髪剤はもちろん、シャンプー・リンスも刺激の少ないオーガニックの製品などを使用するといいですよ。
洗顔料はよく泡立てて、しっかり流す
毛穴の詰まりを防ぐには、しっかり洗い流すのが重要になります。洗顔時に気をつけなくてはいけないのは、こすりすぎによる皮膚のダメージや洗い残し・流し残しです。
皮膚を傷つけずに毛穴の奥まで汚れを落とすには、洗顔料をよく泡立てて肌をなでるようにして洗うといいですよ。きめ細かい泡が毛穴の奥の汚れを吸着して、洗い出してくれます。同様に、タオルで拭くときも優しく押さえるようにして水分を取っていきます。
保湿ケアはすぐに行う
洗顔後、すぐに保湿ケアをすることを忘れてはいけません。こめかみや髪の毛の生え際までしっかりとケアをします。
このときに、リラックス効果のあるマスクを使い、マッサージなどをいっしょに行ってあげると、疲れを癒しホルモンバランスを整える手助けにもなりますよ。
入浴時には、洗顔を最後にする
洗顔したあとにシャンプーやリンスが肌に付着してしまっては、せっかくキレイにしても意味がありません。お風呂の際には、髪の毛やカラダを洗ってから洗顔をします。
その際は、なるべくならシャワーを直接顔にあてるのではなく、ぬるま湯を手でかけながら優しくしっかりと洗い流すようにするといいですよ。

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