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ニキビを知る知るつくらない 大人のためのピュア肌ラボ
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意外と目立つおでこニキビ そのメカニズムと治し方とは?

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  • 治すためのニキビケア

思春期のころは、よくおでこにニキビができたりしましたが、大人になるとおでこニキビができる割合ってぐっと減ってきますよね。その代わり、一度できてしまうとなかなか治りにくく、悪化しやすいのが特徴です。どうして大人になってからのおでこニキビは治りにくいのでしょうか?
おでこニキビができる一番の原因は「毛穴の詰まり」です。おでこはもともと皮脂腺が多く、髪の毛で隠れやすい場所でもあるため、汗をかきやすくなっています。きちんと皮脂を取り除いてあげないと、皮脂や古い角質がおでこの毛穴をふさいでしまって、毛穴から排出されるはずの皮脂が中にたまってしまいます。
ニキビの原因である「アクネ菌」は皮脂が大好物なので、皮脂がたまった毛穴の中で大繁殖して皮膚に炎症を起こさせるのです。

知っていますか?ニキビを悪化させる4つの原因

おでこニキビが治りにくく悪化してしまうのには、次の4つの原因が考えられます。それぞれの原因に合わせた対策をしていくといいですよ。

皮脂の過剰分泌
皮脂の分泌量が必要以上に多いと、その分老廃物の排出も多くなります。皮脂と老廃物や汚れが混ざると角栓となっておでこの毛穴をふさいでしまい、その結果、先ほども述べたようにニキビの原因となります。
皮脂が過剰に分泌されてしまうのはホルモンバランスの乱れが原因の場合が多く、思春期や生理前におでこニキビができやすいのはホルモンバランスの影響によるものだと考えられます。
間違った洗顔方法
皮脂を取らなくちゃいけないからと何度も洗顔をしたり、洗顔方法が間違っていたりすると、肌にダメージを与えてしまい、余計にニキビを悪化させてしまいます。
睡眠不足
生活習慣が不規則だったり眠りが浅かったりすると、いくら睡眠時間をたくさん取っていても、疲れが取れず体力が回復しません。そのような状態が長く続くと、ホルモンバランスの乱れや免疫力の低下からニキビができてしまうことがあります。
物理的なダメージ・汚れによるもの
手でこすったり、髪の毛・帽子によるダメージがあったり、またはシャンプーや整髪剤の付着、洗顔料のすすぎ残しなどでもニキビは悪化してしまいます。

正しいケアで早く治そう!おでこニキビのお手入れ方法

おでこニキビを治すには、まず皮脂をためないことが重要です。そのためには、正しい洗顔で日頃からケアをしてあげるのが一番。洗顔時に気をつけたいポイントをご紹介します。

クレンジングはクリームタイプを使用する

オイルタイプのクレンジングだと、余計な脂分が毛穴に残ってしまう可能性があります。なるべく肌に刺激の少ないクリームタイプのものを使用して、ダブル洗顔を徹底するといいですよ。

生え際までしっかりと洗う
髪の毛の生え際にニキビができやすい人は、シャンプーやリンス、整髪剤が肌に残っている場合が多いです。しっかりと生え際まで洗顔して、皮膚に付着した汚れを除去します。
こすったり肌を刺激したりしない
汚れを落としたいからと肌をゴシゴシこすってしまう人もいますが、しっかりと泡立てた洗顔料を使えば、こすらなくても汚れは落ちていきます。肌を刺激してそのダメージによってニキビが悪化するほうが問題なので、洗顔をするときは優しく泡でなでるようにします。
ニキビをつい触ってしまう人は、ふだんから触らないように意識するだけでもだいぶ違いますよ。
ぬるま湯でしっかり洗い流す
洗い流すときに水が冷たすぎたり熱すぎたりするのも、肌にダメージを与える要因になってしまいます。毛穴の中までしっかり汚れを洗い流すには、人肌より少し温度が低いくらいのぬるま湯を利用するといいですよ。
お風呂の際にも、なるべくシャワーを顔に直接かけず、少し低めの温度に設定したお湯を手で流しかけるようにします。
洗顔後はすぐに保湿する
しっかり汚れを落としたあとは、汚れといっしょに流れてしまったうるおいを補充するために、すぐに保湿します。肌が乾燥しているとダメージを受けやすくなります。化粧水・乳液で保湿ケアをして肌のコンディションを整え、皮脂の過剰分泌などが起こりにくい肌を作りたいものですね。

ニキビ予防は日頃から!おでこニキビができにくい肌を目指す

正しいお手入れと同時に、日頃からニキビ予防を意識することで、おでこニキビの発生するリスクは低くなります。日頃からできるニキビの予防策を覚えておくといいですよ。

外的刺激を排除する
帽子や前髪といった、おでこを刺激するものはなるべく排除します。おでこをこすったり汚れが付着したりしやすい環境を改善することで、徐々に刺激に強い丈夫な肌へと生まれ変わっていきます。
生活習慣を見直す
睡眠不足や不規則な生活によって、肌だけではなくカラダ全体の免疫力や抵抗力が下がり、ふだんならなんともない刺激にも敏感に反応してしまいます。だらだらと夜更かしをしたり昼夜逆転してしまったりすることのないように、生活習慣の見直しが必要です。
たばこの吸いすぎにも注意

たばこの煙も肌にはよくありません。自分で吸うのはもちろんですが、煙を肌が吸収してしまうこともニキビの悪化の原因になります。禁煙は無理でも本数を減らしたり、意識して喫煙スペースを避けたりすることで、少しずつ肌のコンディションを整えることができますよ。

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