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ニキビを知る知るつくらない 大人のためのピュア肌ラボ
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プロが伝授!大人のニキビケア Vol.17 韓国料理で内側から美肌を作ろう

  • お肌に関するコラム

美肌の持ち主が多いと言われる韓国の女性。そんな女性たちの美肌作りに一役買っているのが韓国の食文化です。今や日本人の間でも身近な存在になった韓国料理を食べて、カラダの内側からキレイを目指しましょう。

『五味五色』でカラダの中から美しく

韓国には『薬食同源(=日々の食事は体調をととのえる薬と同じ)』の教えにのっとった薬膳料理が古くから根付いています。薬膳料理は、「辛味、甘味、塩味、酸味、苦味」と「赤、青、白、黒、黄」の食材をバランスよく取り入れる『五味五色』が基本。カラダの内側から元気と美しさを維持するというもので、その考え方は、宮廷料理から身近なビビンパにいたるまで、さまざまな韓国料理に反映されています。

肌は内臓の鏡

美肌を作る食材の一つが発酵食品。韓国料理には、キムチ、コチュジャン、テンジャン(韓国味噌)、塩辛といった発酵食品を使うことが多く、ほぼ毎日食卓にのぼります。腸内環境を整える発酵食品は健康を維持するだけでなく、『肌は内臓の鏡』という言葉通り、美肌作りにも大いに役立っているのです。また、胡麻や胡麻油、松の実など、腸とお肌に潤いを与える食材をたくさん使うところも、美肌の秘訣と言えるでしょう。

薬味に使われる食材は「食べる薬」

韓国料理では、唐辛子、ニンニク、ネギ、生姜といった「薬味」がよく使われます。いずれも、カラダを温めて発汗を促し、新陳代謝を高めてくれるもの。これらの薬味は、身近な「食べる薬」とも呼ばれ、肉料理、魚料理、野菜料理すべてに組み合わされます。 また『冷えは万病の元』と言われ、カラダが冷えると血流が滞り、健康や美容面にダメージを与えますが、韓国料理はカラダを温め、血の巡りを良くしてくれます。韓国料理は、寒い冬には特にオススメの健康・美容食なのです。

納豆キムチチゲ

韓国の発酵食品 キムチ、コチュジャンと日本の発酵食品の納豆を組み合わせた健康&美容食 納豆キムチチゲ
キムチには唐辛子、ニンニク、生姜などの薬味もたっぷりです!

≪材料 2人分≫

出汁(昆布煮干し) ・・・500cc / テンジャン(韓国味噌)・・・小さじ1 / コチュジャン・・・小さじ1 / 味噌・・・大さじ1 / 白菜キムチ・・・60g / 玉葱・・・1/2個 / 豚バラ肉・・・80g / しめじ・・・1/2パック / 豆腐・・・1/2丁 / 納豆・・・2パック / 万能葱 ・・・3本 / 胡麻油・・・小さじ2

≪作り方≫
  1. 玉葱、豚バラ肉、豆腐、白菜キムチ、万能葱は食べやすい大きさに切っておく。しめじは小房に分けておく。
  2. 鍋に胡麻油を熱し、豚バラ肉、白菜キムチ、玉葱の順に中火で炒める。出汁、しめじ、コチュジャン、テンジャン、納豆を入れて煮立ったら弱火にして約8分煮る。
  3. 豆腐を加えて、ひと煮たちさせたら味噌を入れて味を整える。最後に万能葱を加えて火を止める。

監修:薬膳料理研究家 新開 ミヤ子
鍼灸師・按摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得後、病院の理学療法室に勤務。
その後、客室乗務員に転職し、国内外のフライトを通じてさまざまな食文化に触れる。
退職後、国立北京中医薬大学日本校にて学び、国際中医師、国際中医薬膳師を取得。
「心とカラダの元気を作る食」をテーマに薬膳料理教室"薬膳Salon"を主宰。
薬日本堂漢方スクールにて、漢方講座・薬膳セミナーの講師を担当するほか、雑誌などでの執筆活動も行っている。
著書に『漢方毒出しスープ』『冷えとり薬膳レシピ』『家庭で楽しむ韓国薬膳料理』(河出書房新社)がある。
公式ホームページ:http://yakuzencooking.jp/

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