潜入捜査!あのお仕事のニキビ事情 Vol.3 ホステス
- お肌に関するコラム
- つくらないためのニキビケア
クラブ ル・ジャルダン 佐藤 香織さん
元OL。OL時代は、大手コンサルティング会社にて営業・マネジメント指導に従事し、社内最優秀賞の受賞。その後、以前から興味のあったホステス業に転身し、入店からわずか1年半で、数多くの経営者・大物政治家などをお客様に持つナンバー1ホステスとなる。
夜更かし、お酒・・・。不摂生な生活を送っているように見えるホステスさんですが、きれいな人がいっぱい!その美しさの秘訣は何なのか。銀座の高級クラブのホステス、佐藤香織さん(31)に聞きました。
銀座のホステスというと優雅なイメージがありますが、実はとてもハードだそうですね。
お店で接客している以外の時間もお客様にお手紙やメールを書いたり、お付き合いであちこち出かけたり・・・お客様に合わせて会話をするには勉強も必要です。朝早くからゴルフなどにご一緒することもあるので、結構忙しいですね。 また、食事の時間が不規則なうえに、お客様との外食はお寿司やコース料理など高カロリーなものが多く、お酒も毎日かなりの量を飲んでいます。お店はつねにエアコンがかかっているのでお肌は乾燥してカサカサ、お店が終わって毎晩ふとんに入るのは早くても夜中の3時くらい。疲れがたまってくるとニキビや肌荒れが一気に出てきますね。
ハードな生活の中で、どうすれば美肌を保てるのでしょうか。
ホステスの仕事を続ける以上、お客様との食事やお酒、夜型、メイクといった生活習慣は大きく変えることはできません。それなら、できるところで努力すればいい。私の場合、たとえば、外食は野菜無しでもしかたないと割り切って、そのぶん家では野菜中心にする――というふうに。帰宅後はていねいにメイクを落とすように心がけ、外に出るときは日傘、帽子、手袋で、紫外線対策を欠かしません。
「冷え」もお肌に影響するそうですね。
クーラーがきいた店内で、薄いドレスのまま長時間座りっぱなしだと冷えて血行が悪くなり、お肌のコンディションも乱れます。接客中に厚着はできないので、週に2~3回はジムで30分くらい無理のない範囲でサーキットトレーニングをやって、血行を改善するようにしています。ダイエットになるし、肌の調子もとても良くなるんですよ。 ちょっとした努力でも、お肌にはダイレクトに現れるもの。「仕事上無理」「忙しい」と最初から諦めるのではなく、できることを見つけるようにしています。
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