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ニキビを知る知るつくらない 大人のためのピュア肌ラボ
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肌トラブルの温床! 脂性肌のニキビはどうやって治す?

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肌は皮脂と水分の量により「普通肌」「乾燥肌」「脂性肌(オイリー肌)」「混合肌」の4つに分類されます。この中でも、特に肌トラブルが発生しやすいのが「脂性肌」といわれています。脂性肌の人の多くは、顔のテカりやべたつき、毛穴汚れなど、多くの悩みを抱えています。

さまざまな肌トラブルを引き起こす脂性肌

脂性肌の人の多くが、思春期に肌のテカりやべたつく感じを覚えたのが最初の悩みのようです。思春期のころは新陳代謝が盛んで、男性ホルモンの分泌が活発になるためホルモンバランスも乱れがちになります。その影響で、皮脂の分泌が過剰になり、皮脂や汚れを肌に蓄積しやすいのです。
適切なスキンケアを行わずにこのような状態でいると、毛穴が詰まりニキビが大量発生してしまいます。さらに、ニキビが毛穴の中で炎症を起こして赤くはれあがってしまう「赤ニキビ」と呼ばれる症状になってしまうことも少なくありません。また、毛穴の中の皮脂や汚れは、紫外線を浴びることで酸化して黒ずんでしまいます。鼻の頭の毛穴の黒ずみは「いちご鼻」などとも呼ばれ、化粧でも隠しにくく一度できてしまうと通常のスキンケアでは治療することはできません。
このように、脂性肌の人はさまざまな肌トラブルに悩まされています。思春期の時期だけで、大人になって落ち着く人もいれば、大人になってからも脂性肌で悩まされている人も多くいるのです。

遺伝以外にも原因が!脂性肌になる要因

大人の脂性肌は、おもに遺伝的なものであるといわれていますが、それ以外にも皮脂を過剰に分泌させてしまう原因があります。
1つは、ストレスや疲れによって緊張状態が続くことで交感神経が刺激され、男性ホルモンの分泌が盛んになることです。睡眠不足や不規則な生活をしていると、ホルモンバランスが乱れやすく免疫力も低下してしまいます。このような場合には、生活習慣を見直してあげることでホルモンの分泌が整い、皮脂の分泌も正常にコントロールされるようになります。
また、偏食だったり好き嫌いが多かったりする方も要注意です。「飽和脂肪酸」は特に毛穴を詰まらせやすいといわれていますので、バターや動物性の脂、「ショートニング」などを摂りすぎている人は、食生活を見直すことでも毛穴詰まりを防ぐことができますよ。
そして、皮脂が過剰分泌されている状態で、適切なスキンケアを行わないと、さらなる皮脂の分泌を招いてしまうことがあります。特に多いのが皮脂の取りすぎです。テカりや脂が気になるからと、過剰な洗顔やピーリングなどの強い刺激のケアを行っていると、肌にダメージを与えてしまいます。皮脂が多すぎるのはいけませんが、肌のためにも皮脂は必要なものだということをお忘れなく。

根本的な原因を改善し、ニキビのできにくい肌を作る

脂性肌の場合、ニキビは過剰に分泌された皮脂が毛穴詰まりを起こすことによって発生します。できたニキビを治療していても、根本的な原因を改善しないことには、いくらでも新しいニキビが発生してしまいます。
ニキビを治療したいのであれば、まずはニキビができにくい肌の環境を整えてあげることが一番です。カラダの内部から皮脂の分泌量をコントロールして、適切なスキンケアを行うといいですよ。

皮脂の分泌を正常にコントロール
皮脂の分泌量をコントロールするためには、ホルモンの働きを正常化し、食事内容にも気をつけなくてはいけません。
睡眠不足や疲れ、ストレスによってホルモンバランスが乱れている人は、十分な睡眠を取ることが必要です。質の高い睡眠のためには、リラックスした状態で布団に入るのが一番です。お風呂の温度をいつもより少しぬるめにしてゆっくり浸かり、お風呂上がりに軽いストレッチなどをしてカラダをほぐしてあげると、副交感神経が優位に働くようになります。
また、寝る1時間前にはスマートフォンやPCをいじらないようにすることで、ブルーライトによる交感神経の刺激が少なくなり、スムーズに入眠することができますよ。
食事の内容は、制限しすぎるとかえってストレスを与えてしまいますので、なるべく動物性の脂を使用せずに良質な脂を摂るように心がけます。ビタミンB群は肌に良く、皮脂の分泌を抑える効果がありますので、レバーや豚肉、うなぎなどを積極的に摂取するのがおすすめです。
また、カモミールやジャスミンといったハーブティーのほか、はちみつにはリラックス効果があるといわれています。コーヒーなどのカフェインの多い飲みものの代わりに、はちみつを入れたハーブティーを飲むのもおすすめです。
脂性肌のスキンケア
脂性肌の人が一番気をつけるべきことが洗顔方法です。
皮脂を気にするあまり、洗浄力の強い洗顔料を使ったり1日に何度も洗顔をしたりするのは逆効果です。特にスクラブ入りの洗顔料は、肌への摩擦によって、大きなダメージを与えてしまいます。洗顔をするときのポイントは「優しくたっぷりの泡で洗う」ことです。手でこすったからといって皮脂が大量に取れるわけではありません。肌のバリア機能を高めるためにも、皮脂を取りすぎないように注意が必要です。
化粧水には、過剰な皮脂分泌を抑えてくれる「ビタミンC誘導体」配合のものがおすすめです。保湿力が高く、ニキビの炎症やニキビアトにも有効とされています。皮脂の分泌が多いからといって肌の水分量も十分とは限りません。脂性肌でも、きちんと保湿してくださいね。

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