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ニキビを知る知るつくらない 大人のためのピュア肌ラボ
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プロが伝授!大人のニキビケア Vol.3 不快な梅雨を乗り切る簡単アロマスキンケア

  • お肌に関するコラム

ジメジメした梅雨の時期はなんとなく気分が落ち込んでしまいがち。お肌のコンディションも良くなくて、ニキビができやすかったり、メイクのノリが悪かったり、イライラすることも多いのでは?
東洋の中医学と西洋のアロマセラピーを融合した「中医アロマ」でカラダと心のケアを実践している有藤文香さんが、憂鬱な季節を乗り切るアロマを使ったスキンケアを教えてくれました。

梅雨の時期にお肌が荒れる最大の原因は「湿気」

湿度が高いとお肌はベタついて、皮脂が過剰に分泌されます。さらに蒸し暑さから汗の量も増えるので、お肌の表面は湿り気と脂が入り混じって、雑菌が繁殖しやすい最悪の環境に。さらに、冷房による冷えで血液循環が悪くなったり、体調を崩して食欲が落ちて肌も栄養不足になるなど「カラダの内側の不具合」も、肌荒れを起こす一因となっています。

数あるアロマの中から自分に合ったものを選んで

トラブルを起こしやすい梅雨時のお肌は、アロマのエッセンシャルオイルを上手に使ってケアしたいもの。殺菌や消毒作用があるティートリーやラベンダーはお肌を清潔に保ってくれます。湿気を取り除くサイプレスやパチュリは、皮脂の分泌が多くて、テカリが気になる人に向いています。冷えがつらいという人は、ローズマリーやジュニパーベリーで血液循環の改善を。ペパーミントやオレンジスイートは、食欲が落ちている時に使ってほしいアロマです。

ディフューザーやマグカップに入れたお湯でお手軽ケアを

エッセンシャルオイルはディフューザーにセットしてもいいし、マグカップに注いだお湯に4~5滴たらすだけでOK。空気中に拡散したアロマの成分が、直接肌に浸透するだけでなく、口や鼻からカラダのすみずみまで行きわたり、この季節特有の不快さを軽減してくれるはずです。

漢方薬も肌トラブルの強い味方に

がんこな肌トラブルを改善するには、ふだんの食事や運動など、生活全体を見直すことも大事。また、カラダのバランスを整えることで症状を改善してくれる漢方薬には、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、清営顆粒(せいえいかりゅう)、田七人参(でんしちにんじん)など、肌荒れに効果が高いとされるものがたくさんあります。上手に活用してください。

監修:薬剤師・国際中医師・中医アロマセラピスト・中医薬膳管理師 有藤 文香(ありとう あやか)
株式会社Xiang代表。星薬科大学卒業後、世界トップレベルの製薬会社のMRとなる。予防医学の重要性を再確認し、英国サリー州に留学、アロマ代替医療を学ぶ。帰国後、漢方医学と西洋の代替医療であるアロマセラピーを合わせた「中医学で見立てて、アロマでトリートメントする」という「中医アロマセラピー」という新境地を開く。中医アロマブランドXiang(シャン)を立ち上げ、中医アロマ・漢方・スクールの総合サロンを渋谷区代々木上原にオープン。中国でも翻訳されている著書に「はじめての中医アロマセラピー」「中医アロマセラピー家庭の医学書」
ホームページ:http://xiang.co.jp/

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